展覧会概要

兵庫の木工作家達の新作椅子展「一脚展」。14回目を迎える今回の特別展では、世界の名作椅子を1/5スケールで作る濱田由一氏を迎え、細部まで精巧に再現されたミニチュア椅子の数々やその製作工程などを紹介いたします。
北欧椅子デザイン界の巨匠、ハンス・J・ウェグナーをして「これは模型ではない。本物だ」と言わしめた濱田氏が手掛ける小さな椅子作りの背景には、図面を起こすところから始まり再現に至るまで、様々な工夫で溢れています。
「作ってみる事で初めて分かる」という名作椅子に宿るデザインの秘密。兵庫の木工作家達の新作椅子と共に、作り手側の眼と手を通して語られる「椅子デザイン」。その創造の舞台裏に迫ります。

展覧会名
第14回 座る・くらべる 一脚展+ 2024  特別展
CHAIR DESIGN チェアデザイン
創造 ✕ 探求 その舞台裏
兵庫の木の椅子と濱田由一 1/5スケール名作椅子の世界
2024年8月24日(土)~9月8日(日)
竹中大工道具館1Fホール
開催時間
9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館
月曜日(祝日の場合は翌日)
入館
無料(常設展見学は別途入館料が必要)
一脚展実行委員会、竹中大工道具館
公式HP
https://ikkyakuten.jimdofree.com/
出展作家 ・兵庫県内で活動する木工作家13名(予定)
・濱田 由一(浜田工房主宰、家具職人)
1952年生まれ。大阪府出身。
高校を卒業後、和家具から洋家具までの特注を手掛ける家具メーカーに就職。その後、就職先の椅子の開発を行うデザイン事務所にて、プレゼンテーションの際に1/5模型を作ったことをきっかけに、ミニチュアの製作を開始。1985年浜田工房を設立。家具全般の製作のかたわら、今日に至るまで約300脚に及ぶ1/5モデルの名作椅子を作り続ける。現在、滋賀県米原市在住。
関連イベント

セミナー:ミニチュアで語る名作椅子

濱田由一氏を会場に迎え、デンマークにあるハンス・J・ウェグナー氏の自邸を訪れた際のエピソードや、ミニチュア椅子の製作過程で身についた知識など、具体的な作り方も交えながら名作椅子デザインの秘密に迫ります。

2024年9月1日(日) ①10:00~11:30、②13:30~15:00
濱田 由一(浜田工房主宰、家具職人)
竹中大工道具館B2F木工室
参加
無料(別途入館料が必要)
各回30名 ※応募者多数の場合は抽選
申込締切
予約専用サイト ※申込受付は7月12日(金)から

関連イベント申込方法

下記イベントページよりお申込みください。

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